幼い頃から画家を志していた芹沢銈介。
20代にはプロのデザイナーとして活動していましたが、30代に入り、師となる柳宗悦や沖縄の紅型に出会い、染色の道を志すようになります。
1929(昭和4)年に34歳で染色家としてデビューし、翌年から型染を手がけ始めると、以後型染を中軸に据えて制作活動に打ち込み、豊かな作品世界を残していきます。
デザイナーだった芹沢にとって型染は、全く新しい、可能性に満ちた世界でした。
型染を新たな芸術のジャンルとして確立し、世界的に評価されるまでになった一方、量産を前提とした型染の特性を活かし、暮らしの中にも型染の魅力を広げました。
1984(昭和59)年に亡くなるまで半世紀以上に渡って型染を追求し、色と模様の翼で新しい美の開拓者としての生涯を生きた芹沢。没後40年を迎える今年、初期から最晩年までの代表作100点でその生涯の足跡をたどります。
芹沢銈介美術館HP
【出品協力】柏市、株式会社すずや
タイトル | 芹沢銈介没後40年記念展 型染 色と模様の翼 |
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開催日 | 2024年10月6日(日)~12月8日(日) |
開催時間 | 9:00~16:30 |
会場 | 静岡市立芹沢銈介美術館 |
休館日 | 毎週月曜日(10/14、11/4は開館)、10/15、11/5 |
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X(旧Twitter) | @seribi_shizuoka |